更新日:2017/12/11

にんにくは風邪(かぜ)に効果あり?

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「風邪はにんにくを食べても治りません!」

 

にんにくは風邪の予防・引いた後の回復サポートに効果が期待できるものです。

 

にんにくが風邪に効く 3つの理由

 

ウィルスをやっつける

にんにくの成分アリシンがウィルスを寄せ付けません。仮に身体に入ってきてもすぐに破壊してくれます。さらに、細胞の活性化で新陳代謝が良くなり体力増強につながります。

 

発汗&解熱をサポート

にんにく持つ保温作用で体が温まり汗をかくことに繋がります。特に、寝る前ににんにくを摂って熟睡すると熱が下がりやすく、回復までの時間が短くすみます。風邪の治療で大事なことは汗をかくこと(着替えもしっかり)と、よく眠ることです。

 

痛み・炎症を緩和してくれる

くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・のど痛・たんといった風邪の諸症状の緩和になります。

 

 

 

1日の食べる目安

 

「2~3片くらい」

 

にんにくは、たくさん食べるほど効きめがでるものではありません。むしろ逆で、食べ過ぎると副作用(下痢など)を引き起こしてしまいます。あくまで適量にとどめておくことが重要です。

 

生で食べる以外のにんにくによる風邪対策

 

風邪の予防には…

 

にんにくうがい

にんにくのおろし汁を水で薄めてうがいをするだけの、いたって簡単だけど効果てきめんな方法です。イソジンなどのうがい薬がない時などは、わざわざ買いに行かなくてもにんにくうがいで同じように殺菌することができます。

 

にんにく風呂

身体全体を温める効果が期待できます。

 

《にんにく風呂の作り方》

  1. にんにくの薄皮をむく(水200リットルで1片。体調・好みにより調整する)
  2. 5~6分蒸す(レンジなら30秒)
  3. 蒸しあがったらガーゼ・木綿などでくるむ(袋になってると楽です)
  4. お風呂に浮かべて指でつぶして混ぜる
  5. 体をよく洗ってから入る(ナイロン製ので洗うと皮膚が荒れるので、ここでは木綿製のもので優しく洗う程度にとどめておく)
  6. ”入浴時間は5分程度”

湯上がりはシャワーで流さないのがポイント

 

 

※時間がない方にはこちらがおすすめ

 

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風邪のひき始めには…

 

にんにくうどん

熱いうどんににんにく1片をすりおろして、よく混ぜて”温野菜状態”にしてから食べる。寝る前に食べれば発汗作用も促進されます。

 

にんにくハチミツ

1日2回小さじ半分を舐める。

《にんにくハチミツの作り方》
すりおろしにんにく300gに、ハチミツを小さじ2杯・黒砂糖300gを入れ、よ~くかき混ぜてから密閉ビンにしまえば完成。

 

ホットにんにく

にんにくのおろし汁に、ハチミツ・しょうが汁適量を入れ、熱湯を注いで飲みます。

 

にんにく咳止め

にんにくをみじん切りにして、湯冷ましを注ぐ。6時間経ったらふきんなどでコシてから飲む。これを3時間おきに飲むと咳止めに効くとされています。

 

にんにく煎じ薬

にんにく1片・ネギ(白い所)・生姜を、各同量を煎じて温かいうちに飲む。発汗・解熱に良いとされています。

 

にんにく湿布

のど・胸が苦しい時は、その患部ににんにく湿布を貼ると楽になります。

 

《にんにく湿布の作り方》

  1. にんにく 2片・生姜 2片・里芋 2個をすりおろす。そこに小麦粉100g・水コップ半分を加えてよく混ぜる
  2. 冷蔵庫で冷やす
  3. ガーゼに冷えた材料を塗り、その上にもう一枚ガーゼを重ねる
  4. 患部 or ツボに貼る。

1日1回、20分くらい貼るとスッキリします。肌が弱い方はかぶれる恐れがありますので、やる前に一度パッチテストをしておくと安心です。

パッチテストのやり方

  1. 皮膚の弱い部分(腕・太腿の内側・首筋など)に貼る
  2. 30分~1時間待つ

「何も異常なければOK」
「赤くなった・かゆい・腫れているなどがでたらNG」すぐに洗い流しましょう。

 

ただ、この結果はこの時の結果です。使用量や身体の体調などによってテスト結果は変わることがあります。

 

 

そもそも、なんで風邪をひくの?

風邪をひく原因

 

基本的には「体が疲れている」ことが原因

 

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大元はウィルスによる感染ですが、風邪は2種類に分けられ各々原因は違ってきます。

  1. 感冒

    疲労・寝冷え・薄着による寒さといったことが要因となって風邪をひくこと。

  2. 流行性感冒

    別名:ウィルス性感冒・インフルエンザ。ウィルスの伝染によって風邪をひくこと。

感冒にせよ流行性感冒にせよ、風邪として症状が現われる時は必ず「体が疲れている時」です。ウィルスを吸い込んでも抵抗力の強い人は症状が出ないままですし、抵抗力の弱い人はすぐ風邪をひきます。

 

寝不足・疲労の蓄積、あとは空気の乾燥などもありますが、身体が疲れている時は要注意です。

風邪をひいた時の対策

 

”とにかく強い抵抗力をもつこと・自然治癒力を高めること”が肝心です

 

そのためににんにくを食べることは間違ってはいませんが、あくまでも”予防のためににんにくを食べる”という使い方がベストです。風邪をひいてからにんにくで治そうとしても、それには無理があります。

 

「風邪は万病の元、にんにくは万病に効くわけではない」です。

 

にんにくは風邪を治せる訳ではありませんが、風邪をひかないための抵抗力アップ、風邪をひいた後に回復するための体力アップには抜群の効果を期待できます。

 

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